Emacs on Chromebook!
Chromebookのデフォルトのエディタ。
Googleドキュメントから脱却したくないですか?
今回はそんなあなたのための記事です!
先日まではChromebookにPythonさんやJupyterさんを導入するお話をしてきました。
ですが今回は、ちょっとした文書の編集をするために、普通のテキストエディタを導入するお話をします!そうです!Emacsさんです!
Emacsといえば、かねてより
で論争が激しく行われてきた、あのEmacsです!
VimであればUnix系OSではデフォルトで使えたり小型で高速などの良さがあり、Emacsであればコマンド豊富であったりEmacs Lispと呼ばれるLispの方言の1つを使って容易に拡張することができるなどの良さがあるようで、なかなか甲乙付け難い闘いらしいです💦
CrostiniのターミナルではもちろんデフォルトでVimが使えるのですが、私自身お恥ずかしながらVimを使ったことがないので、比較的キーバインドなどに馴染みのあったEmacsの方を今回は整えたいと思います。(決して強い信念を持ってEmacsをオススメしているわけではないので悪しからず)
環境
- マシン:ASUS Chromebook C223NA
- OS:Chrome OS 70.0.3538.76 Official Build 64bit (β版Linux有効化済み)
(※この記事の内容をご自身のPCで試す場合は自己責任でお願いします)
Emacsのインストール
さて、ChromebookでEmacsを使えるようにするには、
sudo apt-get install emacs
でOKです!Linuxコマンドが使えるので必要なLinuxアプリなどはapt-getコマンドで入れることができます。
Emacsの起動
起動するには
emacs
でOK。ただし、デフォルトでは外部のウィンドウが開くので、もしターミナル内でEmacsさんを使いたい場合は
emacs -nw
でターミナル内でEmacsさんが立ち上がります。
また、インストール後にはGUIのEmacsさんがランチャからも起動可能になりますので、いつでもEmacsを使えるようになります!
(ターミナル内だけでEmacsを使いたい場合はwhich emacs
でEmacsがある場所(多分 /usr/bin/emacs)を調べてalias emacs='/usr/bin/emacs -nw'
と.bashrc辺りに書き込んでおけば楽かな)
2018/12/02追記
Emacsをターミナル内で起動するように設定する記事はこちら↓
まとめ
今回はGUIのEmacsさんとターミナル上でVimではなくEmacsを触ってみたいという欲求のために、Emacsを入れる方法を共有しました!間違いのご指摘やご質問などございましたら、ぜひコメントのほどよろしくお願いします。
(Emacs入れたにはいいんですけど、Macと違ってChromebookのキーボードってctrlが左下にあるんですよねー...少し使いづらい?)
今回は横道にそれてしまいましたけど、次回はおそらくデータ解析とかのお話ですかね。
というわけで、次回もよろしくお願いします!
2018/11/13追記
Emacsさんの最初にやっておくべき、基本設定はこちら↓↓