ChromebookでPythonを使う!
Chromebookを購入したみなさん!
Chromebookでブラウジングや執筆、メール・スケジュール管理だけしているとつまらなくないですか?
そんな方に!Chromebookで簡単なプログラミングを行う方法をお伝えします!
今回の記事ではChromebookにpythonさんを導入します!
本来、私が持っているchromebookのスペックを考えると、chromebook上で何か開発したり、何かを動かしたりするのはあまり向いていないとは思いますが、それでもちょっとしたプログラミング言語を触りたいなぁということで今回はChromebook上でpythonを使えるようにしたいと思います!
(※この記事の内容をご自身のPCで試す場合は自己責任でお願いします)
Pythonとは
まず、Pythonってなんなの?Pythonとはプログラミング言語の1つで、コーディングが非常に簡単、かつ、少ないというのが特徴で初心者でも気軽に触ることができる言語です。このため、プログラミング教育の中でもよく用いられています。
このPythonにおいては、各種用途に応じて様々なライブラリ(ツール)が提供されています。したがって、一から全てを作る必要は全くなく、専門の方々が作ったツールの恩恵を簡単に受けながら目的を達成できるというのがPythonのいいところです。
最近ですと機械学習やAIなどがかなり流行っていますが、その道具なども基本的なものはおおよそ利用することができます!(私のChromebookではあまりにも重たい計算はできそうにはありませんが...)
ChromebookにLinuxを導入
さて、Pythonを使えるようにするためにはLinux(β版)の機能を有効にする必要があります。
Chrome OSにおけるLinux(β版)とは、Chrome OS ver.69から導入された機能で、Linuxのアプリ(Crostini)がstableチャンネルで使えるようになったものです。これにより、Chrombook上でLinuxターミナルを開いて各種コマンドなども使えるようになります!
私自身がChromebook C223NAを買った時点では既にChrome OS ver.69で、そのままLinux(β版)をつかうことができましたが、これ以前や機種によってはβチャンネルやdevチャンネルという試験運用版のチャンネルでしか使えなかったようです。(そう考えるといいタイミングで買ったな💦)
というわけで早速Linuxを使えるようにしましょう!
まずは設定画面を開きます。シェルフの時計や自分のアイコンなどが表示されているところをクリックして、出てくる小さいWindowの歯車の部分をクリックすればOKです。
そして設定画面の下の方に行くとLinux(β版)と書かれた項目が出てきます。
これをオンにすればLinuxが導入されます。実際に”オンにする”を押してみると、
こんな感じのウィンドウが開けばOKです。そして、ここに書かれているようにLinuxのインストールにはかなり大きめのファイル(300MBほど)をダウンロードする必要があるので注意してください!
そして、インストールボタンを押してしばらく待つだけ。
〜5分ほど待機〜
すると勝手に黒い画面が立ち上がります。
これで完全にLinuxのターミナルが使えるようになりました。(ちなみに、このターミナルはランチャに自動的に入っています)
また、ファイルマネージャにはマイファイルの部分に新たにLinuxファイルが追加されます。
Pythonの起動
では、Pythonを立ち上げてみましょう!
Chrome OSのLinux(β版)では実は既にPython3が使えるようになっています!
デフォルトでPython3が使えるわけです。
というわけで、先程の黒いターミナルでpython3と叩いて...
おー!Pythonさんじゃないですか!
続いて、初めてのプログラミングでよくやる...Hello World的に...
できました!
ChromebookでPythonさんを使うことができました!
これで軽い計算なら何でもできます!
何をしようかな〜✨とりあえず、どっかからデータ持ってくる?(ワクワク)
まとめ
というわけで、今回はChromebook C223NAにpythonさんを導入するお話でした!
簡単な手順でPythonさんと遊ぶことができます!
次回はJupyter Notebookについてですかね〜↓↓
ではでは、また次回以降もよろしくお願いします!